空撮技研 ドローンスパイダーを導入しました

ドローンスパイダー DS-005PRO 
当校では機体と繋ぐ器具として金属製の輪っかを使用しています。

今年9月から施行された、係留による規制緩和に対応する機材を購入しました。
規制緩和についてはコチラの記事で解説しています。
【R3.9.24施行】航空法の規制緩和について

導入した「ドローンスパイダー DS-005PRO」は従来の型式と比較すると手動ブレーキが廃止された変わりに軽量、低価格となり、リード長も付属は100mから30mとなりました。
重量が軽くなったため、使用の際はしっかりと固定する必要があります。

空撮技研:ドローンスパイダー ウェブサイト

リードは30mのものが標準装備され、残り長さによって糸の色が変わります。
また残り10mになると警告音がなり、残り5mで警告音が変わります。
手動ブレーキはついていないので、あくまでも30m以上機体が離れないようにするための機材と考えた方が良さそうです。

インターフェースはシンプルな作りをしております。
赤いボタンが電源オンオフ、緑ボタンで巻き取りのオンオフです。
それぞれオン時はボタンが発光します。
巻き取りは強制的にドローンを引っ張って回収したり、それ以上遠くへ行かないようブレーキをかけるものではありません。
あくまでもテンションをかけて糸が弛まないようにする巻き取りです。

真ん中にあるツマミは巻き取り強さを選択するためのもので、説明書を読むと機体の重量事に推奨する巻き取り強さを確認できます。
当校で使用しているPhantom4Pro(約1.4kg)の場合は「中」推奨でしたが、「弱」でもしっかりと巻き取ってくれているように感じました。

バッテリーは側面に装着します。
購入の際は充電器が付属しているセットを選ぶことも可能です。
ウェブサイト上のパンフレットには、動作時間は約90分と記載があります。

縦置きもできます。
設置部は縦置き、横置き共にゴムで滑り止めが施されています。

DS-005PROは係留による規制緩和の対象となりますが、その他条件として関係者の立入りを制限する旨の看板、コーン等による表示・補助者による監視及び高等警告等が必要となります。

静岡沼津ドローンスクールでは日々変わるドローンのルールにも対応した講習ができるよう、新たな機材の導入や運用を行っています。

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【R3.9.24施行】航空法の規制緩和について

画像引用:国交省ウェブサイト

令和3年9月24日付けで、 航空法の無人航空機に関するルールについて、規制緩和が行われました 。
150m以上の上空や、リード等による係留時の規制緩和について、以下リンク(国交省ウェブサイト)から確認ができます。
国交省ウェブサイト 無人航空機の飛行ルール

ウェブサイトに飛んだら上画像で印のついている『 安全な飛行のためのガイドライン(R3.9.24付)』をクリックするとPDFで確認できます。

緩和内容は大きく以下の2つです。

画像引用:『安全な飛行のためのガイドライン(R3.9.24付)』

1.地表又は水面から150m以上の空域であっても、物件から30m以内の空域については飛行禁止空域から除外されます。
DIDや空港周辺、緊急用務空域については、物件から30m以内であっても別途申請が必要となります。

画像引用:『安全な飛行のためのガイドライン(R3.9.24付)』

2.十分な強度を有する紐等(30m以内)で係留した飛行で、飛行可能な範囲内への第三者の立入管理等の措置を行えば一部の許可・承認が不要になります。
自動車や航空機など移動する物件への固定、また人が紐等を持っての飛行は、係留に該当しません。

規制緩和の詳細については、PDFの9ページに主に記載がありますのでご確認ください。

静岡沼津ドローンスクールでは、日々変わりゆくドローン情勢にマッチした講習を行えるよう、常に講習内容をアップグレードしています。

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10月からはリードを使えば許可・申請が不要に!?

当校の敷地内もDID(人口集中地区)です

まだ施行規則を確認できておりませんが、こちらのニュースによると10月以降は係留装置を用い、飛行空域の監視を行う措置を行った場合、DID等の飛行申請を不要となるそうです。
『係留ドローンは許可・承認不要に 人口密集地や夜間飛行 国交省』東京新聞

このニュースの通りであれば、今後はドローンリールの需要が一時的に増大するかもしれませんね。早めに買っとくのもアリかも!?