3/30練習会

太陽を背にこちらを見下ろしています。

本日の練習会では、参加者さまのご希望もあり八の字飛行の練習を主に行いました。

機種によって挙動は変わりますが、綺麗な旋回動作を行うためにはエレベーターとラダーに加えて、機体を円の内側に落とし込むようなイメージでエルロンを少し加えると機体が滑りません。


八の字飛行を含む旋回動作の際は、進行方向と機首の向きが一致していることが正しいとされています。車が後輪を滑らせてドリフトするような挙動になってはいけません。
練習の際は、進行方向と機首の向きが一致していることを常に確認しながら練習しましょう。自動車が普通に道路でカーブを曲がる時の動きと同じです。

ちなみに、スタッフが操作したことがある機種で旋回操作が一番しやすいと思ったのはAgras MG-1です。
Phantomは少しのスティック操作や風などでかなりピーキーな動きをしますが、MG-1はAモードでも、どちらかというと鈍感な動きなので操作が簡単でした。
あくまで個人的な感想ですが..。

Pモードの場合、低速であればエルロンを入れなくても綺麗に曲がってくれる場合が多いです。しかしある程度の速度に達すると、Pモードと言えど慣性によって機体が滑りはじめるので、そうしたらエルロンを使ってみてください。

当スクールの練習会では、参加者さま一人一人にスタッフが付きっ切りになることはできませんが、できる限りみなさまの上達に貢献できるようアドバイスさせていただきます。
もちろん、通常の資格取得コースでは飛行時に受講者さま一人に対してインストラクターが一人ずつつきますのでご安心ください。


SkyPixel空撮コンテスト2018

一眼レフカメラを用いた地面のタイリング画像。
ドローンで撮影したオルソ画像と理屈は近い。

先日、空撮SNSのSkyPixelで行われた2018年度空撮コンテストの結果が発表されました。

ドローンによる空撮は高解像度画像や合成画像と同じ「視覚の拡張」を撮影者にもたらす機材だと思っております。
空からの視点を撮影者が個人レベルで運用可能になったことは、単純に私達が使用可能な表現手法が増えたと言えます。

ドローンが世の中に出始めたころは、ドローン空撮というもの自体が真新しく、その「手法」だけでもてはやされるようなところがありました。
しかし技術というものは世の中に普及しその存在が当たり前のものになるにつれて、使い方を工夫しないと話題にならず、見向きもされなくなります。
近いうちに「ドローンで撮影した」という事実自体は何の意味も持たなくなるでしょう。(表現、という観点からすればそれが正しいのかもしれませんが)

今回の空撮コンテストの写真も、確かにドローンでないと撮影するのが難しいものばかりだと思います。しかしそれ以上に写真としての完成度の高さが伺えます。少なくとも私はそう感じました。
写真手法はダゲレオタイプからスマートフォンまで多岐にわたりますが、そのラインナップの中に、(特別なものではなく、使って当たり前のものとして認識されているという意味で)ドローンがようやく定着してきたようです。

無料説明会について

説明会では機体も展示しております。

当校では説明会を定期的に開いております。
1時間ほどお時間をいただき、ドローンの歴史や利活用、当スクールについてのご説明をさせていただいています。
また説明会の後にはご希望の方を対象にトイドローン(TELLO)の操作体験も行っています。※こちらは人数が多い場合は全員できない場合もございますので、ご了承ください。

当スクールは説明会に参加されない場合でもご参加可能です。
しかし事前にスクールの内容やドローンについてのご理解をより深めていただくためにも、一度参加されることをおすすめ致します。
もちろん、スクールに参加するかどうかはわからないがドローンに興味があるという方、トイドローンを触ってみたいという方もお待ちしております。

日程が合わない場合はご連絡いただければ、臨時で説明会の日程を追加させていただくことも可能です。また遠方の方はメールでもご質問等を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

無料説明会についてはコチラから。
https://numazu-drone.com/html/application/briefing/bid.php