ドローンのレンズメンテ用品

当校の教習で使用するPhantom4Proは空撮用の機体であり、1型センサー搭載のカメラが機体下部にあります。

カメラを空気中にさらして飛行をする限り、レンズが汚れるリスクは常に隣り合わせです。というよりも、ある程度使用したドローンのレンズは殆どの場合、汚れています。これらの汚れは、特に逆光時の撮影の際に目立った写り方をする場合があり、カメラのレンズはできる限りキレイにしておきたいものです。

そこで当校では、写真のような機材を使用しています。
右は一般的なカメラ用のブロアーです。最初に風で取れるような塵、ごみをこれで飛ばします。いきなりレンズ面を何かで拭く作業に入ると、付着していたごみでレンズをひっかいてしまう可能性があるためです。この写真のブロアーにはブラシも付属していますね。

次に左側のクリーニングペーパーでレンズを拭きます。
こちらはカメラレンズをはじめスマートフォンの画面などにも対応しているもので、洗浄液で湿らせた紙が入っています。レンズ用のクリーニングペーパーというと、ペーパーと液体が別売りになっているのが一般的でしたが、最近はこのようにウエットティッシュ形式で、袋から出してすぐにそのまま使用できるものがあり、便利です。ちなみに写真にあるハクバ製の商品は1枚ずつ袋詰めされているので、数枚分をバッグの中に忍ばせておけば、ブロアーと合わせても場所をそんなにとりません。お値段もそこまで高いものではないので、1箱買っておくと何かと便利かと思います。
100枚入りで1000円しません。(Amazonリンク)

この手のクリーニングペーパーでレンズを拭く際は、レンズの中心から外側へ円を描くように拭くと良いです。この拭き方だと、汚れが残ったとしてもレンズ外側に残るので写りへの影響が少ないです。
また、ペーパーが少しでも汚れたと思ったら、すぐに新しいものに変えましょう。

飛行後のレンズの手入れも、機体の手入れや点検と同じく日課の一部としてしっかりと行っていきたいものです。

JapanDrone2019に参加しました。

昨日3/13、幕張メッセ国際展示場で行われたジャパンドローン2019に参加してきました。
当校の管理団体であるJUIDAが主催している、日本最大級のドローン単独展示会です。
前年度と比べると出展者数が増えている印象を覚え、また入場者も多いように感じました。
また岐阜や富山など、遠方の知り合いにも偶然出会うことができました。
明日15日まで開催中です。
ジャパンドローン2019

写真で操作体験をしているのは、ジドコン加盟校、富山ドローンスクールのスタッフさんです。

水中ドローン”GLADIUSmini”の操作体験もできました。
想像していたよりも機敏な動きで、ストレスなく操作を行うことができました。
カメラは固定式ですが、±45度のピッチ角でチルトロック(その態勢を維持)できるので、機体上方及び下方を撮影しながら移動する事も可能だということです。

今回の参加で得た知識もまた、当校の講習で紹介できたらなと思います。