DJI Mini3Proが登場!

引用:DJIウェブサイト

DJIから新型機「DJI Mini3Pro」が登場しました。
こちらはDJI Mini2の後継機的な位置付けとなり、価格はDJIストアで106,700円からとなっています。

当機はこれまで離陸重量199g(日本使用)のMiniシリーズの最新型となりますが、重量は249gとなります。
これは6/20から法改正により無人航空機として定義される重量が200g以上から100g以上へ変更されることに対応したものだと思われます。
※従来のMiniシリーズも、海外仕様は249gでした。

Mini2から進化した大きなポイントを、3つに絞り見ていきたいと思います。
1. 最大飛行時間34分、大容量バッテリー使用時は最大47分。
2. 1/1.3インチのセンサーサイズ
3. 3方向の障害物検知


1. 最大飛行時間
DJI Mini3 Proは通常バッテリーで最大34分、「インテリジェントフライトバッテリーPlus」という大容量バッテリーを使用すると最大47分の飛行が可能です。
他機種と比べてみるとAir2Sが31分、Mavic3が46分となります。
飛行時間が長いということは、飛行時間に余裕ができるので、撮影チャンスをより狙いやすくなるでしょう。
なお、大容量バッテリー使用の場合は離陸重量が249gを越えます。

2. 1/1.3インチのセンサーサイズ
カメラのセンサーサイズが1/1.3インチとなります。Mini2までは1/2.3インチだったので、センサーが大型化しました。
Air2Sの1インチにはギリギリ届きませんが、それでもMini2より物理的に有利になり、それに伴い画素数が1200万から4800万画素へ高画素化しました。
高画素化によるメリットは大きくプリントしても解像度を保てるという事がありますが、SNS等ウェブ媒体へのアップロードを主な使用法と考えると、トリミング(画像の余計な部分を切り取ること)に対する耐性が強くなる事の方が、感じるメリットは大きいと思います。
また、カメラを縦位置で構える事も可能です。

3. 3方向の障害物検知
Mini2までは下方のみの障害物検知でしたが、Mini3Proでは前後の障害物センサーも追加されました。
障害物センサーを過信した飛行は禁物ですが、やはり有ると無いとでは安心感が違います。またAPAS4.0(障害物を自動で回避しながら進む)や、フォーカストラック(目標の自動追尾)も可能です。

今回登場したDJI Mini3 Pro、小型サイズでありながら高スペックのカメラを搭載した、魅力的な機種となりました。
もちろん動画も4K解像度まで対応していますので、普段使いには必要十分なスペックではないでしょうか。

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DJI FLY アプリでヒストグラムを表示する方法

ヒストグラムを読めるようになれば、野外でも正確に露出を確認することができます

『空撮時はヒストグラムを確認しよう』の記事で、モニターの見え方は周囲の明るさによって変わるのであんまりアテにしない方が良いかも!ということを書きました。

詳しくはその記事を読んでいただきたいのですが、要約すると「モニターの見え方じゃなくて、”ヒストグラム”というもので撮影した動画像の明るさを確認しよう」ということになります。
詳しくは記事を読んでいただければと思います。

記事ではDJI GO4 アプリでのヒストグラムの表示方法を記載していましたが、最近はGO4ではなくFLYを使用する方も多いと思いますので、DJI FLYでのヒストグラム表示方法をお伝えします。

DJI FLYでのヒストグラムの表示方法

以上です。

とってもカンタンにヒストグラムを表示できます。
「高度撮影設定」からは他にも露出過多警告(俗にいう白飛び警告)や画面のグリッド表示なども変更できるので、覚えておくと便利です。

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水中ドローンで海中探検!

ROV(水中ドローン)で沼津市獅子浜の海を撮影してきました。
魚の群れをすぐに発見、映像に収める事ができました。

今回の使用機もCHASING M2で、岩場から操作を行いました。
足元に注意しつつ機体を海中に沈めて、録画を開始します。

なお今回の動画ではオープニングのシーンにMavic2ZoomとOZMO Pocketも使いました。

M2を使用しての動画撮影ですが、ホワイトバランスがオートだとかなり暴れるので、WBロックをかけるか、マニュアルで固定した方が良いです。
素人目にも明らかに「画面の色が突然変わった」とわかるレベルです。

ホワイトバランスについての解説は、コチラの記事を参照してみてください。
当校ブログ記事『ホワイトバランスの設定について。』

機体の動作はある程度の波があっても素直に動きます。
水平も良く保持してくれています。
今回の撮影では安全のため、定期的に浮上して目視で機体の位置を確認しました。
空中のドローンと違い、基本的に目視外での操作となります。
※海面まで浮上すると上部のスラスターが海面上に出てしまい、機動性が大きく低下します。

カメラについてはGoProマウントが搭載されていますので、そちらで撮影することも可能です。

今回の撮影では、機体を潜航させてすぐに魚の群れを発見することができました。
気軽に水中探検を行える、これも水中ドローンの魅力の一つだと思います。