教習コースの桜を撮影

本当はもう少し色々なパターンで撮影を試したかったのですが、
風が強かったので数カットで断念。

教習コースの桜が大分咲いてきたので、ドローンで撮影を行いました。
この日は風が強く、途中で飛行を中止しました。

ドローンが飛べなくなったので、コンデジに切り替えて撮影。

空中からの数カットだけでは寂しかったので、その後に手持ちのコンデジでも何枚か撮っておきました。

写真は被写体に大きく依存するものです。だからこそ、限られた時間でしか出会うことのできない被写体には、より一層の価値があるのではないでしょうか。

SkyPixel空撮コンテスト2018

一眼レフカメラを用いた地面のタイリング画像。
ドローンで撮影したオルソ画像と理屈は近い。

先日、空撮SNSのSkyPixelで行われた2018年度空撮コンテストの結果が発表されました。

ドローンによる空撮は高解像度画像や合成画像と同じ「視覚の拡張」を撮影者にもたらす機材だと思っております。
空からの視点を撮影者が個人レベルで運用可能になったことは、単純に私達が使用可能な表現手法が増えたと言えます。

ドローンが世の中に出始めたころは、ドローン空撮というもの自体が真新しく、その「手法」だけでもてはやされるようなところがありました。
しかし技術というものは世の中に普及しその存在が当たり前のものになるにつれて、使い方を工夫しないと話題にならず、見向きもされなくなります。
近いうちに「ドローンで撮影した」という事実自体は何の意味も持たなくなるでしょう。(表現、という観点からすればそれが正しいのかもしれませんが)

今回の空撮コンテストの写真も、確かにドローンでないと撮影するのが難しいものばかりだと思います。しかしそれ以上に写真としての完成度の高さが伺えます。少なくとも私はそう感じました。
写真手法はダゲレオタイプからスマートフォンまで多岐にわたりますが、そのラインナップの中に、(特別なものではなく、使って当たり前のものとして認識されているという意味で)ドローンがようやく定着してきたようです。

ドローンのレンズメンテ用品

当校の教習で使用するPhantom4Proは空撮用の機体であり、1型センサー搭載のカメラが機体下部にあります。

カメラを空気中にさらして飛行をする限り、レンズが汚れるリスクは常に隣り合わせです。というよりも、ある程度使用したドローンのレンズは殆どの場合、汚れています。これらの汚れは、特に逆光時の撮影の際に目立った写り方をする場合があり、カメラのレンズはできる限りキレイにしておきたいものです。

そこで当校では、写真のような機材を使用しています。
右は一般的なカメラ用のブロアーです。最初に風で取れるような塵、ごみをこれで飛ばします。いきなりレンズ面を何かで拭く作業に入ると、付着していたごみでレンズをひっかいてしまう可能性があるためです。この写真のブロアーにはブラシも付属していますね。

次に左側のクリーニングペーパーでレンズを拭きます。
こちらはカメラレンズをはじめスマートフォンの画面などにも対応しているもので、洗浄液で湿らせた紙が入っています。レンズ用のクリーニングペーパーというと、ペーパーと液体が別売りになっているのが一般的でしたが、最近はこのようにウエットティッシュ形式で、袋から出してすぐにそのまま使用できるものがあり、便利です。ちなみに写真にあるハクバ製の商品は1枚ずつ袋詰めされているので、数枚分をバッグの中に忍ばせておけば、ブロアーと合わせても場所をそんなにとりません。お値段もそこまで高いものではないので、1箱買っておくと何かと便利かと思います。
100枚入りで1000円しません。(Amazonリンク)

この手のクリーニングペーパーでレンズを拭く際は、レンズの中心から外側へ円を描くように拭くと良いです。この拭き方だと、汚れが残ったとしてもレンズ外側に残るので写りへの影響が少ないです。
また、ペーパーが少しでも汚れたと思ったら、すぐに新しいものに変えましょう。

飛行後のレンズの手入れも、機体の手入れや点検と同じく日課の一部としてしっかりと行っていきたいものです。