ドローン運用の際はチームで飛ばそう!

離着陸は周囲の状況も含め、特に注意が必要です。

ドローンを飛ばす際、皆さんは誰と一緒に飛ばしていますか?友達や仲間と一緒に、或いはストイックに一人で?

「ドローンの安全運航」という観点で当校では、3人1組で1機を、最低でも2人1組で運用を行う様に勧めています。

例えばあなたが機体を操作している最中に、通行人が「ドローン飛ばしてるの?」等と話しかけてきた時、その相手をしながらでは機体操作に集中できません。
また別の現場では操作に集中するあまり、操縦者自身に対する脅威(車両の接近等)に気付けないかもしれません。
或いは機体を注視していたあまり、鳥や他機の接近を見逃すかもしれません。

操縦者は機体操作に専念しなければなりません。同時に飛行空域や地上を含む周囲の状況を把握する必要もあります。

そのため1機の機体を運用する際には複数名のチームを組み、操縦者は機体操作に専念することが安全運航上大切になってきます。
補助者は第三者が操縦者に近づく前に静止を行ったり、飛行空域全体の状況を監視する等、各々が安全運航のために動きます。またチーム内では使用する言葉のルール決めを行っておく事も大切です。(「前」とは機種方向なのか、操縦者から見て前なのか、等)
また当校が講習するJUIDAの資格には、飛行業務全体の安全を管理する「安全運航管理者」というものがあります。(当スクールは2泊3日で操縦技能資格と共に申請が可能になります)

ドローンの安全な運用には、操縦者だけでなくチームのメンバー全員が十分な知識と技術を持ち、お互いにスムーズな連携をとることが大切になります。

DJIからMavicMiniが正式発表!

画像引用:DJIウェブサイトhttps://www.dji.com/jp

DJIからMavicMiniが発表されました!
https://www.dji.com/jp/mavic-mini…

日本使用のものはバッテリ容量が1100mAhとなり飛行時間が30分から18分と短くなりますが、離陸重量199gとなり、航空法上は「無人航空機」ではなく「模型航空機」となります。
ウェブサイトには30分飛行できる2400mAhのバッテリも記載されているので、日本使用でも30分飛行ができるかもしれません。(※2)

カメラ性能は24mmF2.8固定、センサーサイズは1.2/3型ということで、単純計算すればMavic2Zoomよりも小さい値となります。(※1)
アス比はセンサー全面で3:4。記録はJPEGのみ。

「無人航空機」という枠から外れるので、従来機にも増して小回りの利く運用が行えそうです。

※1
10/31 18:40修正
公式サイトにはセンサーサイズが1.2/3型とありますが、間違いのようで正確には1/2.3型が正しいようです。Mavic2Zoomと同サイズとなります。
※2
10/31 18:55
海外用2400mAhバッテリも、警告は表示されるが使用可能なようです。

第18期修了いたしました

昨日、第18期が修了致しました。
天候が心配でしたが2日目は絶好の飛行日和となり、野外実習では高高度飛行やインテリジェントモード等を行うことができました。

座学・無人航空機概論
座学・気象
座学風景
2日目の野外実習風景
野外実習、高高度飛行の練習中に撮影。
3日目は安全運航管理講習もあります。