大体の人はデジタル写真や動画を撮影すると、撮影後にはパソコンにデータを移したり、編集したりと、パソコン作業もセットになるのではないでしょうか。
私はパソコン上でRAW現像など、画像の明るさや色合いを調整する作業を行うので、定期的にモニターのキャリブレーションを行っています。
これは、モニターの明るさや色合いを、できるだけ正しく表示させるための作業です。
正しく色が表示されないモニターで色あいを調整するというのは、ヘンな話ですよね。
だからデジタルで動画像を扱う時、ドローンやカメラと同じくらい、パソコンも大事な機材だと思います。
キャリブレーションツールですが、私はSpyder X Proを使用しています。
キャリブレーションに使う機材の中では手の届きやすい価格帯です。
専用のアプリケーションを使用して画面の調整を行います。
あらかじめモニターの色温度を指定された値に近づける必要はありますが、アプリでキャリブレーションを行っている最中は、作業の多くを自動で行ってくれます。
モニターの調整以外に、外から光が入ってこない環境づくりや、ハードウェアキャリブレーションに対応したモニターなど、突き詰めようとすれば、まだまだいろんな事ができそうです。
当記事はモニターのキャリブレーションについて書いてありますが、ドローンの各種キャリブレーション(コンパスやIMUなど)については、以下に解説記事があります。
ドローンの状態を最適に保つ ~ドローンの各種キャリブレーションについて~