11月になり、大分寒くなってきました。外に出るのが辛い人も多いかと思います。
ただ、空気が澄んでくるので風景撮影にはありがたい部分もありますね。
私自身もこれからしばらくは寒い中、ドローンを飛ばす事になりますが、これからの季節は特に、バッテリーの状態に気を付けなきゃなと思ったのでこの記事をかいてます。
記事の内容
・温度
・セルバランス
・電圧
・対処法
・保管の仕方
・まとめ
温度
バッテリーの温度は最低でも20度以上になってから飛ばします。
これからの季節、特に気を付けた方が良い所ですね。
温まるまでは、通電させた状態で地上待機したり、最悪落っこちても誰にも被害が出ない低高度(だいたい50cm~1mくらい)でホバリングして、温度が上がるのを待ちます。
セルバランス
飛行前にセルバランスが均一か確認します。
おおよそ全てのセルの電圧が±0.03V以内のズレで収まっていればOKです。
上画像だと、セルバランスと赤字で書いた所をみると、4つのセルがあるのがわかります。
各セルの電圧が小さく表示されています。
電圧
電圧が低くないか確認します。
当校で使用している機体は、適切な温度+満充電の場合、各セルの電圧が4.2V台になるものが多いです。
少なくとも、1セル当りの電圧が3.7V以下になったら、もう飛ばさない方が良いです。
バッテリーの電圧が低い事例に関する記事はコチラ
『リポバッテリーが100%充電しているのに、電圧が低い症状が発生しました』
バッテリーの温度が低いと、電圧も低く表示されることがあります。
バッテリー異常の対処法
バッテリーのキャリブレーションを行います。
詳細は以下の記事に記載があります。
『ドローンの状態を最適に保つ~ドローンの各種キャリブレーションについて~』
それでもダメな場合はメーカーに問い合わせる事になりますが、もうそのバッテリー自体は使えないことが多いです。
保管の仕方
これも詳細は以下の記事をご覧ください。
『ドローンのリポバッテリー保管(温度について)』
長期保管(1か月以上が目安)をする場合はバッテリー残量を50~60%くらいで保管すると、バッテリーの持ちが良くなるようです。
メーカーの指定した使用方法を守る
バッテリーに限らずですが、メーカーの指定した使用方法を守るのが安全です。
特にバッテリーは発熱や発火等のリスクもあるので、当ブログでもいろいろ書きましたが、大前提として、メーカーの言っている事が絶対です。
まとめ
・飛行前に「残量・温度・セルバランス・電圧」を確認。
・バッテリーに異常が起こった際はキャリブレーション。それでもダメならメーカー問い合わせ。
・長期保管の際は、残量50~60%くらいで保管。
・メーカーの言っていることを最優先で守る。
これからどんどん寒くなると思うので、バッテリーの温度は特に確認を忘れないように気を付けたいと、私も思ってます。