6/20(日)写真講座(RAW現像)のお知らせです

写真講座は現在、3つのカリキュラムを各月1つずつ、行っています。

6月写真講座のご案内です。
6月はカリキュラム2なので『デジタルカメラの基礎とLightroomClassicの導入』を行います。
2時間の座学で、RAW現像を前提とした露出決定と、現像ソフトであるLightroomClassicの基本的な使用方法を学びます。

「撮った後に調整する」技術は、フィルム時代から重要な技術として存在しています。

デジタル写真においてRAW現像を身に着ける事は、フィルムでいうところのネガ現像や暗室でのプリント作業等を身に付けるのと同じことだと思っていただいて構いません。
より深いデジタル写真の世界へ、踏み込んでみてはいかがでしょうか。

【日時】
6/20(日)15:00~17:00

【場所】
東部自動車学校教室
住所:静岡県沼津市寿町17-1

【内容】
カリキュラム2『デジタル写真の基礎とLightroomClassic導入』
LightroomClassicを用いたRAW現像の基礎を講習します。
これからRAW現像をはじめてみたい方、はじめてみたけどよくわからない方が対象です。

詳細・お申込みはコチラからお願い致します。
また静岡沼津ドローンスクールではドローンを安全に運用するための講習も行っております。

ドローン講習は無料説明会も実施しておりますので、ドローン空撮をはじめとする利活用にご興味のある方、ぜひお気軽にお申込みください。
無料説明会の詳細・お申込みはコチラから

フィルム調・絵画調の写真でドラマチックに演出しよう!

ポジフィルムであるベルビア100の設定を当てた状態。撮影機はPhantom4Pro。

今回はAlianSkin社の写真編集ソフト2つを紹介したいと思います。
この2つのソフトはさまざまなプリセットを使用することで、撮影後の写真にさまざまな効果を付け加えることができます。

一つ目は「Exposure7」です。
数多い(?)フィルムシミュレート系ソフトの1つで、当記事トップの写真のように実在する(或いは過去に実在した)フィルム調に写真を変換することができます。上写真はRAWデータにベルビア100のプリセットを通しました。わざわざドローンにフィルムカメラを搭載しなくても、フィルム調の空撮写真を得ることができます。
下写真がLightroomでのRAW撮って出しです。

Lightroomでの撮って出し。

また嬉しいのが、カロタイプやダゲレオタイプ等の古典印画法もプリセットの中にいくつか含まれているいうことです。これは筆者個人的にはかなりワクワクしました。モノクロとセピア等の色違いや、経年劣化、処理方法による仕上がりの差も、違うプリセットとして登録されていて、見比べているだけでも楽しいです。

コロジオン湿板法。周辺の収差度合いは調整できます。
Exposure7のウィンドウ。AGFAフィルムのクロス現像を選択中。

上画像がExposure7のウィンドウになります。左にプリセット、右側に露出等の調整タブがあります。ウィンドウ中央下の「元画像」を押すと、押している間だけ元画像に切り替わります。また分割表示等にすることも可能です。
プリセットの適応から細かな調整まで、同じウィンドウでできるのは便利ですね。

二つめのソフトは「SnapArt4」です。
こちらは写真を絵画風に変換するソフトウェアであり、上述したExposure7のプリセット違いという考え方で良いと思います。
写真を絵画風にする方法としては、Photoshopの混合ブラシツールで編集していく方法等がありますが、SnapArt4はプリセットなので、時間をかけず手軽に画像を生成することができ、また種類も豊富です。

Mavic2Zoomで撮影後にトリミング。Lightroomで現像。

上写真が元写真です。これにSnapArt4を使用します。

「クレヨン」のプリセット設定。

もとが写真だったとは、なかなか判らないのではないでしょうか。

こちらは「インパスト」の設定。

これらの他にも「水彩」や「油絵」等多くのプリセットがあります。
ウィンドウはほぼExposure7と変わりません。
筆者はLightroomのユーザープリセットでフィルム調の設定はいくつか作っていますが、ワンタッチで絵画風にする方法は持っていなかった(というよりほとんど使うことが無かった)ので、丁度良い機会ということで、SnapArt4の購入を考えています。

両ソフトとも、PhotoshopやLightroomのプラグインとして使用できるので、従来からこれらのソフトを使用してきたユーザーはシームレスに作業を行う事ができそうです。
※当記事もLightroomのプラグインとして使用した上で作成しました。スタンドアローンでも使用できるそうですが、そちらの使い方は試していません。

「Exposure7」は15日間、「SnapArt4」は30日間、試用期間がありますので、ご興味のある方は下のリンクからお試しください。
KOMOJU Shop Alien Skinページ

当校では、空撮用ドローンを用いて実技講習を行います。野外実習では実際の撮影練習も行います。当校ウェブサイトはコチラから!


1/12第7回 写真講座を行いました。

1/12(第7回)の内容はデジタル写真のRAW現像の導入を目的とした内容です。

1/12に行われた第7回写真講座では、RAW現像に関する基礎知識の習得を目的とした講座を行いました。

今まで行ってきた第1~6回までの内容(カリキュラム1)は『写真基礎』でしたが、今回の第7回と次回第8回(2/11)は《カリキュラム2》として『デジタル写真の基本とLightroom Classic導入まで』という内容で開催させていただきました。

《カリキュラム2》では、RAW現像を前提としたデジタル写真の撮り方や、Adobe社のLightroomClassicを用いたRAW現像の基礎を、RAW現像初心者の方や、これから始めたい方向けの内容で講義を行います。

RAW現像とは、通常撮影時にカメラ内で自動的に行っている「光のデータを画像データにする作業」を、撮影後にパソコンを用いて自身で行う作業になります。
これを行うことにより、写真の明るさ、コントラスト、色合い等様々な要素をより撮影者のイメージに近い形で仕上げる事が可能です。フィルムでいう暗室(dark room)作業に近いイメージで良いと思います。

写真講座はどなたでもご参加可能ですので、ご興味のある方はぜひ当校ウェブサイト『写真講座』をチェックしてみてください。

静岡沼津ドローンスクールウェブサイト