静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス様で講習を行いました。

先日、静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス様で、『ドローン活用入門』講座を行いました。
2日間の座学・実技で無人航空機の安全飛行に必要な知識や技術を受講者の方に学んでいただきました。

座学も、実機を用いて説明します。

1日目の座学ではドローンの概要に始まり操縦手としての心構え、守らなければならない法律ルール、また少し専門的な技術的な内容の講義を行いました。

実技では機首の向きが変わった時や、センサーがオフになった際の操作性の変化も体験しました。

2日目は実際の機体を使用して飛行前や飛行後の確認、アプリケーションの使用方法や飛行練習を行いました。ドローンの高い安定性と、センサー系がカットされた際の不安定な挙動との差に驚いておられる方もいらっしゃいました。
ドローンが通常高い自律性を有して飛行している事、そしてそれが崩れると途端に操作難易度が上がる事を、経験していただけたと思います。

静岡沼津ドローンスクールは静岡県沼津市にある、技能認証取得済みのドローンスクールです。
講習参加者は初めてドローンに触れる方も多く、初心者の方にもわかりやすい講習を心がけており、すでに100名以上の多くのドローン操縦手を輩出しています。

無料説明会も実施しておりますので、ご興味を持たれた方はお気軽にお申込みください。スクール案内の他、ドローンの活用や法律等のついての紹介、また実機の展示も致します。
皆様のお申込み、お待ちしております。

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リポバッテリーが100%充電しているのに、電圧が低い症状が発生しました。

静岡沼津ドローンスクール ロゴ JUIDA認定 ドローン資格

先日講習中に、100%充電済みのバッテリーを機体に接続、飛行前にバッテリーチェックを行ったところ、次の画像のような状態を確認しました。
※画像は講習後に当校でスクショしたものです。

容量100%とありますが、電圧値がおかしいです。

バッテリー情報を確認すると、満充電であるにも関わらず電圧は公称電圧を下回っています。(P4バッテリの公称電圧は1セルあたり3.8V、4セルで計15.2V)
表示が黄色くなっているので、電圧が低いことが一目でもわかりますね。
ちなみにこの状態でモーターを回したら、セルの表示が黄色から赤くなるまで電圧が降下しました。

正常なバッテリーであれば、

ほぼ満充電で、これくらいの電圧値です。

これが正常な状態です。各セルの電圧は4.26Vあります。表示も緑色です。

ちなみに今回この症状が発生したバッテリーは当校の所有するモノの中でも古いものでした。
長期間使用してきたにも関わらず膨張もなかったので通常通り使用しておりましたが、先日行われた講習の、飛行前バッテリーチェックでこの症状を確認しました。

改めて、飛行前確認の大切さを感じました。
満充電のバッテリーであっても、飛行前には温度や電圧の確認は絶対に必要です。正しい方法で、正しい判断を行う事が、事故を未然に防ぐ大事な運用法です。

静岡沼津ドローンスクールでは、ドローンの安全な使い方を身に付けていただくことを第一に講習を行っております。
特にドローンをこれから使い始める方は、当校で安全な使い方を身に付けてから運用していただけると嬉しいです。

無料説明会も行っておりますので、お気軽にお申込みください。

※2021.8.24追記
DJIサポートに「バッテリーの寿命による症状でしょうか」と問合せしたところ、返答をいただきました。
バッテリーキャリブレーションを行っても解消しない場合は寿命が原因の症状と思われるため、修理か新規購入となるそうです。
なお有償修理の場合は新規購入とほとんど金額は変わらないので、その場合は新規購入がおススメとのことでした。


10月からはリードを使えば許可・申請が不要に!?

当校の敷地内もDID(人口集中地区)です

まだ施行規則を確認できておりませんが、こちらのニュースによると10月以降は係留装置を用い、飛行空域の監視を行う措置を行った場合、DID等の飛行申請を不要となるそうです。
『係留ドローンは許可・承認不要に 人口密集地や夜間飛行 国交省』東京新聞

このニュースの通りであれば、今後はドローンリールの需要が一時的に増大するかもしれませんね。早めに買っとくのもアリかも!?