8/22は練習会と写真講座でした

午前(練習会)・午後(写真講座)と続けて参加された方もいらっしゃいました。

8/22は練習会と写真講座でした。
今回の写真講座は『カリキュラム1 写真基礎』なので、デジタル写真の基本的な知識を座学で学んでいただきました。また最後には実際に被写体にライトを当てて、光を意識しながらの撮影練習を行いました。

今回の写真講座は10名の方にご参加いただきました。
またご要望をいただいている、実技メインの写真講座も現在内容を考えております。

写真講座はドローンスクールの卒業生でなくてもご参加いただけます。
詳細、お申込みフォームはコチラからどうぞ。
皆様のご参加、お待ちしております。

動画撮影のフレームレート設定

NTSC設定では多くのDJI機が24、30、60FPSを選択できる。

動画にあって写真にない概念の1つが、フレームレートです。
フレームレートとは1秒間当たりのフレーム数を示す数値で、FPS(frames per second)と表記されます。
1秒間に30フレームの動画は30FPS、60フレームの動画は60FPSになります。
※厳密には29.97FPS等ありますが、ここでは24、30、60FPSで話を進めます。

データの重さ
当然ながら、秒間当たりのフレーム数が多くなれば、その分データは重くなります。(解像度等が同じ場合)
60FPSは30FPSの2倍フレーム数があるので、単純に考えても同じ時間撮影を行うと2倍のデータ量になることがわかります。また同じ重さにしようとすると、60FPSは30FPSに比べ1フレーム当たり1/2のデータ量しか使えないため、画質が低下します。

映像の見え方
フレームレートが変わると、映像の見え方も変わります。
例えば60FPSは24や30に比べてフレーム数が多いため動きが滑らかになります。スポーツ等、早い動きを細かい所まで描写したい場合はフレームレートの高い方が有利と言えるでしょう。
逆に24FPSは映画で使われるフレームレートです。映像の見え方がシネマチックになりますので、映像作品を作る場合は24FPSも選択肢に入れておくと良いかもしれません。
30FPSは一般的にテレビ等で使用されています。自然な見え方ですので、迷ったらこちらで撮っておくと良いと思います。

シャッター速度
シャッター速度は表現意図によって決定しますが、一般的には1/FPS~1/2FPSの間が良いと言われているようです。
例えば30FPSだったら1/30~1/60、60FPSだったら1/60~1/120という具合です。
あまり高速シャッターで撮影してしまうと、動画がカクカクしてしまいます。(ホントのパラパラ漫画みたいな、パラパラした動画になります)
ただし映画では逆に高速シャッターを演出として使用している例もあります。『プライベート・ライアン』や『28日後…』は高速シャッターの特性を上手く作品中の表現として使っています。

編集する際のフレームレートを先に決めておく
撮影後に編集するフレームレートを先に決めておく事が大事です。
30FPSで撮影したものを24FPSとして編集しようとすると6フレームを差し引かなければならないため、時々コマ飛びしたような画になってしまいます。
またあらかじめ高フレームレートで撮影したものを使用して、スローモーションとして使用することも可能です。
基本的には、編集、書き出しする際のフレームレートと同じ値で撮影するとトラブルが発生しにくいです。

動画撮影にはフレームレートを始め、色々な項目を適切に設定できることも技能の一つとなります。
静岡沼津ドローンスクールではドローン空撮の実習がある他、写真講座にて動画のカリキュラムも開講しています。
無料説明会ではスクール説明の他、現在のドローンに関する法律や利活用についても紹介していますので、是非ご参加ください。

新コース『ステップアップ』開始

今月より新コース『ステップアップレッスン』を開始しました。
当校のJUIDAカリキュラムは「安全運航のために必要最低限の知識と技術を習得する」ことが目的ですが、新コースでは「飛ばす」だけでなく「飛ばして何かする」を出来るようにするための講習です。

新コースは以下の5つとなります。

Aモードスキルアップ
 Aモードにおいての八の字やノーズインサークルの飛行方法。
ドローン空撮
 ドローン空撮時に必要な、操縦者と補助者の動き方や、撮影手法等。
映像編集
 DaVinci Resolveを使用しての動画編集の仕方。(初心者向け内容)
画像処理
 Lightroom Classicを使用したRAW現像やファイル管理方法。
オペレータ基礎
 しばらくドローンを触っていない方向け。JUIDAカリキュラムの復習。

操縦技能証明をすでにお持ちの方のための、「飛ばすだけ」より次の段階へステップアップするための講習です。
詳細、お申込みはコチラからお願い致します。

またこちらの新コースは、当校卒業生かJUIDA操縦技能証明をお持ちの方のみ受講可能です。
まだJUIDA資格をお持ちでない方は、当校の二泊三日合宿コースで資格取得が可能です。
また無料説明会も行っておりますので、お気軽にお申込みください。ドローンに関する法律や利活用、また当校のご説明をさせていただきますので、ドローンやドローンスクール、関連資格に関する疑問を解決する機会として活用していただければと思っております。

静岡沼津ドローンスクールでは安全運航を第一に、今月からは受講者の皆様がさらに一歩先へ進みだすための多様なカリキュラムを開講して行きます。